essay大学エッセイ

志望校選びの基本について

 多くの高校1年生は、そろそろ文系・理系の選択を決める時期ですね。高2生は具体的な志望校を決めて、受験勉強のターゲットを明確にしたいところです。

 理系か文系かについては、数学の得意・不得意で決める受験生が多いと思います。そこで困るのは、数学は苦手、かと言って、文系で特にやりたいこともない、とか、実は、興味があるのはどちらかというと理系といったケースですね。逆の場合もあるでしょう。やはり第一に考えるべきは、自分が将来何をしたいのか、どんなことに興味があるのか、ということだと思うのです。

 また、理系の学科だからといって、大学で必ず高等数学を使うとは限りませんし、文系でも、経済系の学科であれば、数学が必要な研究課題が少なくありません。同様に、社会学などの調査結果を統計的に処理するケースもありますし、心理学科では、実験結果をレポートにまとめるうえで、数学的な知識が必要だったりします。

 以上、考えると、まずは合格することを優先するにしても、自分がやりたいことが出来る大学・学部・学科を、がんばれば届く自分の学力レベルの入試科目・難易度の範囲で見つけることができるかどうか、ということですね。

 こうした視点で志望校を選ぶお手伝いをするのが、この「羅針盤」です。初回相談は無料ですから、お問合わせのフォームからご相談ください。

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